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価値100円の女が、日本アカデミー賞を受賞。映画「100円の恋」を見た感想


低予算、わずか2週間で撮影された映画「100円の恋」が、なんと第39回日本アカデミー賞を受賞しました。久しぶりにボロボロ男泣きした映画でしたので、その感想を書いてみたくなりました。

すでに公開から1年以上が経過し、レンタルビデオ店では旧作扱いになっています。わが家の近所のレンタルビデオ店は、金曜日旧作100円セールを開催中。
100円シール白

日本アカデミー賞を受賞映画「100円の恋」が100円で楽しめるということで、週末の金曜日の仕事帰り、寄り道もせずレンタルビデオ店へ直行し借りてきました。

1日100円で楽しみを探しているわたしですが、安藤サクラ演じる「価値100円の女」に感情移入しすぎて大感動。気がつけば、涙があふれてポロポロでした・・・

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惹かれた理由は、"100円"” 恋 ” というふたつキーワード。 わたくし、「100円ブロガー」を名乗っているので、このキーワードにとんでもなく惹かれました。

ちなみに主題歌は、クリープハイプ「百八円の恋」という曲で、消費税込みを歌っています。消費税が10%になったら曲名変えるんだろうか?

この映画、2014年12月の公開当初はわずか4館でのスタートでしたが、口コミで公開劇場が広がり、最終的に全国78館以上で公開されました。

映画賞総なめ!


公開されてから、第27回東京国際映画祭、日本映画プロフェッショナル大賞、第88回キネマ旬報ベスト・テン、第57回ブルーリボン賞、第29回高崎映画祭など、数多くの映画賞を受賞していました。

今回の第39回日本アカデミー賞では、最優秀主演女優賞(安藤サクラ)・最優秀脚本賞(足立紳)・優秀作品賞・優秀監督賞(武正晴)・優秀助演男優賞(新井浩文)と5冠を達成したのです。

安藤サクラってだれ?


安東サクラさんは、多くの映画やドラマに出演し演技派女優としては有名でしたが、マイナー感が拭えませんでした。ところが、30歳になった今年(2016年)、4月から始まるドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ)で、初のヒロイン役を務めることが決まりました。ようやくブレイクの兆しかな? 楽しみです!

安藤サクラさんのお父さんは、俳優の奥田瑛二、夫は柄本佑と俳優一家。決して美人さんではないのですが、その卓越した演技力と感情表現で、いつも泣かされています。

わたしが感動した映画「かぞくのくに」は、日本と朝鮮半島の問題を描く地味な映画でしたが、分断された家族の中で葛藤する主人公の心情が、たまらなく切なかったのが忘れられません。

あらすじ


自堕落な生活を送っていた32歳のひきこもり女子"一子(安藤サクラ)"は、離婚して実家に帰ってきた妹と折があわず、一人暮らしを始めることになりました。

なんとかアパートと、100円ショップの深夜バイトにありつき、店にやってきたボクサーの祐二という恋人もでき幸せを掴んだ一子でしたが。。

ある日、恋人の祐二が試合で惨敗し家を出ていってしまう。残された一子は、なぜか恋人と同じボクシングを始め、痣だらけになりながらもそこに仄かな希望を見い出していく。

みどころ・感想


冒頭の自堕落で不器用な主人公一子が、一人暮らし・同性、別れと経験を経て徐々に変貌して行く姿が、若い頃、ひとり暮らしをしていた時の自分と重なり思わず感情移入してしまいました。

若い頃は、一子と同じような悩みをもっていたなぁ、と思い出しました。その悩みを、どうやって解決してきたのか、自分の記憶を辿りつつ画面に見入っていました。

本作品のように「自分には価値がないのではないだろうか?」とか、「こんなことで、いいのだろうか?」とか悩んでいる方はたくさんいらっしゃると思います。アラフィフになったわたしでさえ、いまだに悩んでるのでです。50歳になろうが、60歳になろうが、人は永遠に悩み続けるものなのだと思います。

価値が「100円」の人なんて、いません。変わろうと思えば、変われるのです。そんなことを教えてくれた映画でした。ラストシーンからエンドロールにかけて、タオルを準備(ハンカチでは足りません)しておくことを、お勧めします。

あなたも、今年の日本アカデミー賞受賞作品 「100円の恋」を100円で 観てみませんか?

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